終生Well-being 熟年起業の薦め

Start-up After Maturer 熟年世代の起業とは何か?

 

このまま定年を迎えますか?

■このまま定年を迎えますか?

定年の日を迎え、職場の後輩たちに囲まれ
花束を渡され「定年おめでとうございます!」
と拍手されても、心から嬉しい人は少ないのではないでしょうか。

ほとんどの方は、本当はもっと仕事ができるのに、
年金だけでは暮らしていけないのにと

何かスッキリしない気持ちで、会社から「追放」されるのです。

日本の会社は本当は、これまでもずっと「終身雇用」ではなかったのです。

サラリーマンというのは、定年退職した瞬間にただの人に転落します。
役員だった人も部長だった人も、肩書きを失えば、ちやほやされることはなくなります。
表敬訪問を受けることもありません。

別にボケたわけではない、寝たきりになったわけでもない、
まだまだ、経験をさらに生かしてバリバリ働けるのに、、。
何かやるせない気持ちになるのは当然のことでしょう。

平均寿命が高まるに比例して、熟年層は30年前に比較してはるかに元気です。

定年後の熟年層の「もっと働きたい」という気持ちは、さらに強くなっているでしょう。
60歳どころか、70歳、80歳でも元気バリバリの方は、とても多いです。

そして、元気だからこそ、不安が募るわけです。

「定年退職してから、30年をどう生きればいいのだろう?」と。

大概のサラリーマンは、目先の仕事をこなすのに必死です。
長年働き、定年後の先輩社員たちの姿を見ているにもかかわらず
定年後の生活の準備を具体的に進め、心構えができる人は、あまりいません。

なので、いざ定年を迎えると呆然とします。
何とかしないといけないけど、どうしたらいいのかわからない。

はじめのうちは「山登りでもしようか」「ゴルフをしようか」と気力が残っているのですが、
仕事もせずに趣味ばかりの毎日など、それまで何十年と仕事三昧だった人にかぎって、耐えられません。

すぐに、暇をもてあますようになり、お手軽にパチンコ屋に通ったりして、
時間を潰しますが、刺激が少ない日々なので、どんどんボケていきます。

毎日が面白くなくて、ノイローゼのような状態になる人もいます。

これではエリクソンの言う「絶望」の30年~40年を過ごすことになってしまいます。

もし、この段階になってやっと気がついて
「起業でもしようか」と思い立ってももう遅いのです。

すでに「ただのおじさん」になってしまっており、
ただ、思うだけで、もう事業を興すような、パワーは残ってません。

つまり「起業する」と覚悟を決めるのも、起業に向けて具体的に準備をするにも
定年を過ぎてからでは遅い、ということです。

 

パワフルな熟年層

■パワフルな熟年層

長期不況の日本、不況脱出の一つのキーワードが「ベンチャー」であることは政府が認めています。
各自治体では、多くの種類の創業支援金、補助金が用意されています。

ベンチャー起業は、若者の特権ではありません。

定年前の熟年層はもちろん、定年を迎え、
従来であれば楽隠居していた熟年による起業・独立も頼りなのです。

定年後は必ずしも全員が老け込んでしまうわけではありません。

二極化します。

社交性、積極性があるタイプの方は、スポーツに打ち込んだり、ボランティアに参加したりしてます。

マラソンやトライアスロンを始める高齢者は多く、彼らは日焼けで真っ黒、筋肉隆々です。
テニスコートは熟年プレー ヤーで一杯。プールでは1000メートルとかをぐんぐん泳ぐ熟年男女はザラです。

ボランティアのグループにも、60代男女が増えてきていますが、
外見はどうみても50代、人によって40代にさえ見える高齢者が、若年と一緒に元気に活動しています。

こうした元気でパワフルな熟年、老年が、再びビジネスに打ち込むことができたらどうでしょうか?。

知的好奇心も旺盛な彼ら彼女らは、今まで自分が携わってきた仕事を超えたところで
自己実現を果たしていくのではないでしょうか?。

熟年の起業はどうか?

■熟年の起業はどうか?

起業とは、不安定な生き方のような一般的なイメージがあります。

しかし、定年後、何もしないでフラフラしている生き方と、
起業を比べたら、どちらが不安定なのでしょうか。

安定の指標は、経済だけではないのです。

定年を迎えてない熟年の方は、定年後の人生をどう考えているでしょうか?

会社の一線から退き、今後わずか数年の嘱託としての給料と、
本当に出るのかわからない年金、わずかな退職金で生活して行かなければいけません。

「雇用延長」の場合、かなり年収が下がる上、1年ごとの契約になることが多いようです。

 会社によっては「ノルマ、責任は同じ」ということもあると聞きます。
つまり、単に給与が下がり、契約社員になるだけ。

それを聞いて、60歳で退職して、他に再就職の道を探そうとする人も少なくありません。

ところが、ハローワークなどで探しても、ホワイトカラーの仕事は容易に見つからなく
見つかったとしても、給与水準が低いところばかり。

「定年を迎えてから働いている」と回答 64.6%中

「定年(再就職)後の年収

「300万円以上400万円未満」で22.2%。
「200万円以上300万円未満」で17.0%。
その次が「100万円以上200万円未満」で15.0%。

 「株式会社エアトリ」調査による

定年後の再就職の収入として、年収400万円以上は高い壁です。
定年後、60歳以上でも就職できる可能性はありますが、
定年前と同じ額をもらうのは、なかなか難しいです。

ほぼ無理でしょう。

年金を加えても、会社員時代の生活水準を維持することは厳しいことです。
現在、厚生年金受給権者の支給平均額は、15万円前後だと言われています。
これだけで悠々自適な老後を送るのは、普通無理です。

定年を迎えた瞬間、月々の生活費が2分の1、3分の1になることを想像してみてください。
それを補うための、アルバイト三昧の日々が楽しいでしょうか?

本当は、人生経験を踏めば踏むほど、生活水準はあがっていかなければならないと思いませんか?
最低、生活水準を維持しながら、残りの人生を楽しく謳歌する道はないのか?

そう考えたとき、起業するという選択肢が、見えてきます。
起業した場合、ささやかな収入から大成功まで、可能性の幅が広い。

本来、年功を重ね、さまざまな人生経験をへた人材の生活水準は、
右肩上がりに、上がって行くべきではないでしょうか?

日本の就労制度は、定年という旧来制度で、
まだまだ仕事を通じて社会に貢献できる人材の活躍の場と、生活水準の向上を妨げているのです。

そう考えると起業して、自分で稼げるノウハウを身につけ、
欲しいだけの報酬を得るという選択は、魅力的なものを超えて、必須の選択ではないかとさえ思えます。

定年前であろうと定年後であろうと、断固起業するべきだと考えます。
最低限、複業を行なって、ノウハウを身につける。

人生100年時代を迎える日本は、世界的な長寿国ですが、
どんな生き方をして行くのか、世界から注目されています。

何もしない、淡々粛々とした人生は理想のようですが、
意欲も希望もない生活は、頭も身体も老化が進み、健康寿命を短くしてしまいます。

人生100年時代といっても、健康上の問題がなく、日常生活を普通に送れる状態を指す「健康寿命」は、
男性は約71歳、 女性が約74歳と、かなり実際の寿命と開いています。

その開きの期間は、介護など、人の手を借りなければ生活できない可能性が高いのです。
これは「絶望」状態になり、寝たきりのような生活が、30年程度続くことを意味します。

働くことで規則正しい生活を維持すれば、 この健康寿命を延ばすことも可能です。
長寿社会を元気生き抜く解決策は、できるだけ長く働き続けることです。

定年後に長く働き続けるためのパターンは二つです、

雇用され、転職を重ねながら働き続けていくこと。
起業し、個人で稼いでいくことです。

二つ目の、人に雇用されない起業主は
仕事の裁量権が高く、人に使われるより、幸福度が高いことがわかっています。


退職をした人1352名の内
起業をした8%を対象としたアンケート調査によると、
7割が満足していると回答しています。
満足していると答えた75%の人が「自分の裁量で仕事ができるから」と答えています。

シニア向宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」調査

起業とは、あらゆる面に対して責任を負いますが、
自由に好きな仕事ができるということに対して幸福感じる人が多いということなのです。

次に多いのが「年齢を気にせず仕事ができる」という意見。
なにもしない老後よりも、誰かと関わっている方が幸福に感じる
常に働いていたいと思う人にとって、起業はベストな道なのでしょう。

これから、働くことが史上、最も長くなる長勤時代が到来します。

現在、サラリーマンの方はいまの仕事を失ったらどうしますか?
それは、はるか先のことではなく、いつでも誰にでも起こり得る事態です。

企業の早期退職勧奨はもちろん、経営不振による大量解雇や成果主義の導入によって
解雇に至るケースは近年増えています。

終身雇用と年功序列の崩壊は、すでに財界が公式に宣言しています。

希望退職社の大規模な募集、副業奨励など、
就労者の雇用環境が、地滑り的に変化しているのです。

失業した場合、明日からどう生きていきますか?
転職先を探す際、あなたの強みは何ですか?

起業するノウハウはありますか?

これからは、転職する人、起業する人は当たり前のようになるでしょう。

 

キャリアを自分でデザインしよう

■キャリアを自分でデザインしよう

まだ定年ははるか先だという方でも
「果たしてこのままでいいのかな」と思うことはあるでしょう。

しかし、日々の業務に忙殺され、手を打つわけでもなく
漠然とした日々を過ごす方が多いでしょう。それは俗にいわれる「ミドルの憂鯵」です。

また、組織内で停滞し、働くモチベーションが低くなる状態を「キャリア・プラトー」と 呼びます。

「プラトー」とは「高原」の意味なのですが
組織で働く人が直面する「停滞状態」のことを指します。

これまで登ってきた山で、それ以上のキャリアアップが見込めず頭打ちになる状態です。
そもちろん山の頂上ではなく、 山腹で停滞しているというイメージです。

また、山ではなく、海や川の流れに例えられることにあります。

仕事に慣れている、それほど全力を出しきらなくても日々やっていけるようになる。
いったい今、自分はキャリアのどこにいるのかさえわからなくなる。

この状態をキャリアドリフト(キャリアの漂流)ともいいます。

ミドルの憂鯵やキャリア・プラトー、キャリアドリフトの三重苦に陥らないためには、
それまでの企業に委ねていたキャリア形成を考え直さなければなりません。

これはまさに壮年期の「停滞」です。
そのままでは、老年期で「絶望」してしまうのは間違いないでしょう。

「停滞」を避け、人生のキャリア作りを積極的に進めていくために
取り入れてほしいのが、プロティアン・キャリアです。

キャリア形成を会社任せ、組織にゆだねるのではなく、主体性を持って計画し
自分でキャリアをデザインしていくことです。それがプロティアン・キャリアです。

本来、仕事をする以上、誰にでも「キャリアデザィン」は必要です。

仕事は人生の時間のうち、相当な時間を注ぎ込むものです。
仕事によって幸福感を得られるかどうかかが、人生を幸福に送れるかどうかを、大きく左右するからです。

会社任せのキャリアでは幸福になれるかどうか期待できません。
失敗したときに、自分で決めチャレンジしたキャリアなら、あきらめもつきますが、
会社に決められたキャリアでの失敗だったら、さぞ無念なことでしょう。

現在のシニアやミドルは、景気が良く、会社が強かった時代に入社しているため、
当初は会社任せのキャリアを歩んできてOKでした。
年功序列や終身雇用の制度が残っていた時代です。(厳密には終身ではないですが)

しかし、制度が変更になり、キャリアの自律を求められるようになってしまいました。

現在の若年は、会社が弱くなった時代に入社したため、はじめからキャリアデザインを求められています。
だからこそ、熟年にもキャリアデザインの技術が必要になったのです。

プロティアン・キャリアで、キャリアをしっかりデザィンしようというときには、何をしたらよいのでしょうか

10年後、または、定年退職後、あなたはどこで何をしていますか。

いまから、その時にどんなふうに生きていこうかと考えることはとても大切です。

まだまだ残る長い人生での「変化への適応と戦略」についての見識を深め
日々の行動に生かし、十年後の働き方や生き方をデザインします。

いまの給与で十分だと感じられない、 激動する社会変化に適応に不安を感じている人
多くの選択肢の中で、自分らしい働き方や生き方がわからない人、
どうしたら自分らしく、幸せを感じながら生きることができるのかと悩んでいる人など
皆、 プロティアン・キャリアを形成しなければなりません。

現在のまま、生き残ることだけが目的の人生、逃げ切ることだけが目的の人生はつまらないと思いませんか?

それを自覚したいまが素晴らしいチャンスです。

まだ経営危機を迎えていない大企業であっても、逆に将来、経営危機を迎えないように
布石として、45歳以上の社員、50代バブル組のリストラを加速してます。

本社機能や間接部門の合理化をはかって、ローコスト経営に転換しようとしてます。

学歴、実力、実績がある人材であっても、人員削減でリストラされてしまう厳しい時代なので
定年まで働いて、退職金で悠々自適の生活というのは、もはやあり得ないと考えた方がいいです。

まず、シンプルではありますが、難しい、以下の三つの問いを常に自分に投げかけていきましょう。
これらは、所属企業の中で行う業務に限ってはいけません。

「何ができるのか」

これは単にできるかできないかのレベルではなく、他者と比べて、優れているいえる能力のことです。
数年も仕事をしていれば、職場の仲間同士で、お互いにそれぞれの強みも弱み
理解すものです。
もしもよくわからなければ、上司や同僚に尋ねてみましょう。

「何がやりたいのか」

目先のことであれば、いろいろとあるかと思いますが
将来の選択となると多くの人が混迷してしまいます。
我を忘れ、時間を忘れて没頭したことがある仕事はありませんか?

「何をやることに価値を感じるか」

例えば、
「多くの人を幸福にしたい」
「地球の環境を守ることに貢献したい」
「人を笑顔にしたい」
「社会の安心と安全に貢献したい」
とかかいった、素朴ですが、仕事の動機、モチベーションの原点になるものです。

仕事中に考えていても、簡単に見つかるものではないので
旅行したり、ボランティア活動をしたり、読書したりして常に内省しましょう。

またこれらは変化していてもいいのです。
常に意識していることが大事です。

キャリアデザインというのは、生涯にわたって
この三つの問いかけを自分自身に繰り返していくことでも
あります。

そして、もしそれらがとりあえず固まったら
その実現のための構想を始めなければなりません。

定年ははるか先にかかわらず、起業してしまうのも、もちろん大きな選択肢です。

また、今、起業する状況ではないという方も
定年後に起業できるよう、しっかり準備をしておかなければいけない時期です。

在職中に、やれる準備はすべて やっておかなくてはなりません。

会社員で、一つの専門性を極めたいというキャリア志向を持つ人は、およそ半数に達すると言われてます。

キャリア開発の研究者であるドライバが
複数の企業のビジネスエグゼクテイブや専門職を対象に調査を実施し
キャリアの方向性と、一つのところにとどまる時間を類型化した、キャリアコンセプトというものがあります。

このキャリアコンセプト4類型をもとに、
日本で調査した結果
(リクルートワークス研究所、ワーキングパーソン調査)によると、

「専門家として社外から一目置かれる」
というキヤリアコンセプトを、自分のイメージに最も近いとした人の比率は51.9%、圧倒的な第一位です。

特に女性はこのコンセプトに対 する共感性が高く、58.9%となってます。

このようなコンセプトは素晴らしいものなのですが、
誤解をする
とキヤリア形成を阻害す要因になつてしまうことがあります。

自分の専門という小さな世界を作ってしまって、そこに 閉じこもつてしまうのです。

それは専門というよりは、大きな仕事の中の部分を担っている
スペシャリストであるだけで、その後の発展性がないのです。

でもそれでは、長く発展的なキャリアを楽しむことはできません。

今担当している仕事は後輩に譲り、新しい仕事にチヤレンジするほうがよいです。
小さな世界に閉じこもることと、「専門家として社外から一目置かれること」は違うのです。

専門家として 社外から一目置かれる

経営トップに 上り鲒めて影響力を拡大し ていく

10年くらいのサイ クルで新しい仕事につき自分の可能 性を広げる

新しい仕事に次々に挑戦していく

男性

47.4

11.5

28.0

10.0

女性

58.9

7.0

20.3

12.1

合計

51.9

9.7

24.9

10.8


また、社が許可しているのなら、副業をお勧めします。
また、できるだけ、様々な部署の実務を経験しておくべきです。

そして、いわゆる「出世頭」よりも、2番手、3番手として仕事をしてきた 人のほうが起業には有利です。
上司に認められ、出世していくと、「あんな仕事がしたい」「こんな仕事がしたい」 と言えなくなっていきます。

実務から遠ざけられ、部下の管理を任されていきます。
起業に必要な実務を経験できません。

つまり、利用されて、自分の能力を引き出せないまま、人生が終わってしまう危険があるということです。

とにかく最低「定年後すぐ」に起業というタイミングを絶対に逃さないことです。
定年後にやっと腰をあげ「資格をとって、交流会で人脈を広げて」と準備をしようとする。
しかしそれは、定年前に済ませておくべ きものです。

会社員は定年退職したら「ただの人」です。

大きな会社の看板も、「部長」「課長」といった肩書きも、全部無くなります。
在職中 は懇意にしていた取引先や同僚も、退職したら、相手にさえしてくれません。

もし、そういった人脈を頼りにする気があるのなら、相手をされているうちに、
つまり在職中に相談を持ちかけておきましょう。そうして定年退職したらすぐ、スタートアップ。

これが定年起業の成功法則です。

 

還暦を超えた方

■還暦を超えた方

年齢的に病気に犯される不安を抱え、今後の生活に心配のない方は少ないでしょう。
しかし、パナソニックの創業者、松下幸之助さんが80歳を過ぎた時の言葉をご紹介します。

20年若返ることができるのなら、全財産を捧げてもいい」。

どうですか?松下幸之助さんは、無一文でも、60歳からやり直してもいいと語ったのです。
希望がわきませんか?

還暦という、干支、六十通りをへて、昔の感覚では
すでに人生の一生を経て、生まれ変わったと解釈もできる年代です。

キャリア論で言えば、定年は、キャリアトランジョン(転機もしくは節目)と言われるものです。

キャリアトランジョンとは、就職、転職、昇進、異動、失業、定年退職などで
自分の役割、人間関係、日常生活、考え方が変わってしまう
または変えてしまうような、人生における大きな出来事のことです。

キャリアトランジョンの代表的な研究者の一人にシュロスバーグがいます。

「どんなトランジシヨンでもそれを見定め、 点検し、受け止めるプロセスを通じて乗り越えることができる」
とし、乗り越えるための資源として4つの要素を提唱してます。

状況    → 定年となり、退職した、または嘱託社員となった
自分自身  → これからどうしようか考えている、起業の検討をしている
周囲の援助 → 起業を家族や友人は応援してくれるか
戦略    → 起業戦略は、定年前から準備している(べき)

アメリカの心理学者であるブリッジズは、トラジョンには3つの段階があるとしてます。

第一段階「何かが終わる」   →    定年となり、退職した
第二段階「ニユートラル.ゾーン 」    これからどうしようか熟考する
第三段階「何かが始まる」   →  起業する

第二段階が最も重要で、一人の時間、静かな場所、言語化、休息などを意識的に確保して
改めて自分と向き合う必要があるとしてます。

これまでは、会社、事業を起こすなど、才気煥発な気迫と意欲、体力に恵まれた若者や
仕事に油が乗りきったエリートサラリーマンの世界のことだと思われてきました。

ところが、現在の不安定な世相ながら
「Start-up After Sixty」60歳代の起業の環境は十分、整っているのです。

今回「終生Well-being」プログの2回目ですが、最後の次回3回目は、
熟年起業が、若者の企業に比べて、圧倒的に「有利な点を考察します。

プログ1回目「終生Well-being 熟年期にやるべき事」
https://japan-business-flow.com/well-being-blog22/ 

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